RD-VH7PCを買ったよ! Win 7 64bit環境で使う神ソフト「VH7PCCtrl」の巻
ML110 G5購入にはじまった環境一新計画は、KENWOOD/SOTECのRD-VH7PC購入で一段落しました。
RD-VH7PCは、PCとUSB接続し、コントロールできるCDレシーバーです。
スピーカー(LS-VH7)とセット(VH-7PC)で、ヤフオクで中古品を購入しました。
※ちなみに写真は左上からDCP-1000J(レーザー複合機)、HL-5250DN(レーザー両面プリンタ)、RD-VH7PC、ML110 G5(サーバ)、55Y9024(キーボード)、DIOS-191ZE(液晶)です。
VH7PCとは
新品が1万円で売られていた頃は、秋葉原で働いていたんですけどねぇ……。
Kenwood と SOTEC が共同開発した AFiNA シリーズの CD ミニコンポ。 USB で PC と接続可能で、 USB オーディオとして使ったり、 VH7PC を PC から操作するなどの利用が可能。ラジオを USB からタイマー録音して使うソフト等も有志で開発されている。
まぁ単純に売れなくて値崩れして超お値打ちだった PC オーディオシステムです。
全然知りませんでした。
ML110にはオーディオチップが積まれていないのでどうしよう?と考えたとき、適当な値段でそれなりのレベルのUSBオーディオを見つけられず、あれこれ検討した結果たどり着いたのがこの製品でした。
もちろんHDMI接続すれば、ビデオカードのオーディオチップを使えるので、HD5450を買った今となっては必要なかったのですが、完動品が安く落札できたのでついつい(^^;
……発売から年数が経っているので、CD再生部分とかがヘタってきてるものが多いんですよね。ジャンク品と同等の値段で手に入ったのはラッキーでした。
Windows 7 64bitでも使える神ソフト「VH7PCCtrl」
「VH7PCCtrl」とは
VH7PCは、PCと接続してUSBオーディオとして使えます。
USBオーディオクラス対応なので、特にドライバは不要です。
しかしVH7PCには、PCからコントロールする機能がついています。
例えば、PC上からコンポのモードをラジオに切り替えたり、CDを再生したり、PCのON/OFFに対応してコンポの電源をON/OFFすることが可能。ただしこちらは本来、GEOBITというソフトが必要です。
そこをCDレシーバ用ドライバ(WindowsXP) との組み合わせで使えるようにしたのがVH7PCCtrlです。
Windows 7 64bit環境でのインストール
Windows 7 で使うには、さすがに何かと問題があります。
署名問題やらなんやら、どうやってクリアすればいいんだろうと悩んだところ、正解がみつかりました。
ということで、自分用メモです。
神ソフト作者様、今更ですが、Windows7 x64環境で動作するようになりました。
ありがとうございました。
方法を書いておきます。
変なところがあれば、訂正してください。1.Windows7x64にVH7PCをUSB接続
↓
2.Kenwood Audio Device と 不明なデバイスとして認識される
↓
3.不明なデバイスのドライバをx64ドライバに更新するためには、
FSUSB2N-drv.zipとvh7pcctrl_v019dbg.zipを解凍
FSUSB2N-drv内のktv-fsusb2.infをvh7pcctrl_v019dbg内のH7PC_WINUSB.infに置き換える
FSUSB2N-drv内のdpinstAMD64.exeを実行する
KENWOOD VH7PC CONTROLLER(WINUSB)として認識される
↓
4.vh7pcctrl.exeを起動する前に、
vh7pcctrl_v018.zipとvh7pcctrl_v020.zipを解凍して、v18のvh7pcctrl.exeをv20と入れ替えるロック音と連動させるためには、
BIOSでC3/C6/C7 State SupprtとErP SupportをDisableにしないと スリーブからの復帰ができませんでした。
CPUはCore i5でマザーボードはGigabyteです。
ありがとうございます。
3.4.の手順の詳細は以下のようになります。
3-1.FSUSB2NからFSUSB2N-drv.zip(WinUSB Driver)をダウンロードします。
※キーワードはk-an!!(感嘆符は2つ)です。
※「WinUSB 1.7」をダウンロードします。「WinUSB 1.9」ではインストールに失敗しました。
3-2.作者さんのページからvh7pcctrl_v019dbg.zip(vh7pcctrl Ver. 0.19Dbg)をダウンロードします。
3-3.vh7pcctrl_v019dbg.zipを展開し、中にあるファイル「H7PC_WINUSB.inf」のファイル名を「ktv-fsusb2.inf」に書換えた後、クリップボードにコピーします。
3-4.FSUSB2N-drv.zipを展開し、先程の「ktv-fsusb2.inf」をクリップボードから貼りつけます(もともとある「ktv-fsusb2.inf」を上書きします)。
3-5.dpinstAMD64.exeを実行し、インストールします(成功メッセージを確認してください)
4-1.作者さんのページからvh7pcctrl_v018.zip(vh7pcctrl Ver. 0.18)をダウンロードします。
4-2.vh7pcctrl_v018.zipを展開します。
4-3.vh7pcctrl_v018.zipのvh7pcctrl.exeを、vh7pcctrl_v019dbg.zipのvh7pcctrl.exeに置き換えます
(vh7pcctrl_v019dbg.zipには、vh7pcctrl.exeとドライバファイルしかないため)
4-4.vh7pcctrl.exeを実行します。
使った感想
確かにこれはいいものです。
SHUREのカナル式イヤホン(SE102)を買ったとき、今まで聴こえなかった音が聴こえた!と感激しましたが、スピーカーでそういう音を聴くには相当ださないとダメだろうなぁとあきらめていました。
が、今回感じたのも同じような印象でした。確かにこれはいい。動くものさえ手に入れば最高のコストパフォーマンスでしょう(ただしどれくらい寿命が残っているかが問題ですが……)。
断線
Great sound quality
耳の穴が大きい人でないと…
頑丈
半端ない遮音性
まあまあです。
鋭意、エイジング中
まずまず