EclipseをIDE(統合開発環境)としてインストールする

[Eclipse]
「GAEでPHPを動作させる方法」の前解説(というか自分用作業メモ)として書いておきますね。
EclipseWikiに最新事情がまとまってて、詳しいです。

0.最低動作環境

http://www.java.com/ja/download/manual.jspしていない場合は、あらかじめインストールしておいてください。
以下、Windows7 Ultimate 64bitでインストールした場合の解説となります。

1.Eclipseのダウンロード

[Eclipse]
「Download Eclipse」をクリックして


[Eclipse]
PHPの開発に使うので、Eclipse for PHP Developers」をダウンロードします。
※GAEでPHPを使う場合、「Eclipse IDE for Java EE Developers」を選択しましょう。PDTは後でプラグインとして導入します。


64bit版もありますが、それほどハードに使わないこともあって、安全をとって32bit版を私はダウンロードしました
JREやDLLの組み合わせがあれこれ生じると面倒なので
設定した日現在の最新は、Eclipse Helios (3.6.1)です。


なおメーラーの草稿箱(書きかけのblogもここにあります)をみていると、以下のようなメモがありました。昨年6月のタイムスタンプになっています。

PHPEclipseにするかPDTにするか。

テキストエディタからPHPEclipseへ移行した決め手 (EC studio 技術ブログ)等を拝見した限り、PHPEclipseかなーと思っていました。かなりの説得力。ですが、PDT2.0が今年1月にリリースされていること、機能がだいぶ増えているらしいこと、PHPEclipseの最新情報が少ないこと等の流れから、大勢はPDT 2.0だなーということでPDT 2.0にしました。
どっちがいいとか判断する能力に乏しい現況では大勢に従うことも大事。

その直後に、PDT(PHP Developrt Tools) がEclipse for PHP Developers」として標準パッケージになったみたいです。

今後のことを考えるとEclipse for PHP Developers」がいいかと思います。

2.Eclipseのインストール

[Eclipse]
インストーラはついていません。
ダウンロードしたzipファイルを展開して、適当なフォルダにおいてeclipse.exeを実行するだけです。簡単。

3.Eclipseの日本語化

日本語化については、去年6月の草稿(笑)によれば以下の3つの方法があるそうです。

Pleiadesによれば、「PC 性能がそんなに良くない場合は言語パックをお勧めします」とのことなので、言語パックを選ぶことにします。


「日本語化パックはeclipse/dropinsの下にnlpack(名前は任意)などのディレクトリを作ってその下に展開しておくと、アンインストールがnlpackを削除するだけで済む。バージョンアップやbabelのパッケージに乗り換えるのに有効。」とのことなので、後々再度選択しやすいというメリットもあるでしょう。


ということで、SOURCEFORGE.JPから、NLpackja-eclipse-php-galileo-SR1-blancofw.zipをダウンロードして、上記フォルダ位置に置きました。
※前述したように、GAEでPHPを使う場合、「Eclipse IDE for Java EE Developers」を選択しているので、言語パックもNLpackja-eclipse-jee-galileo-SR1-blancofw.zipをダウンロードすることになります。


その後、再び起動すると、冒頭の写真のように日本語化されます。


4.PDTのインストール

Eclipse for PHP Developers」を選択した場合、3.で終了なのですが、「Eclipse IDE for Java EE Developers」を選択した場合、PDTをプラグインとして導入する必要があります。

1.PDT/Installationを開きます。

[PDT 2.2]

2.該当するバージョンの「From Update Site」をクリックします。
3.「Add the *** update site:」の箇所にあるURLをコピーします。

[PDT 2.2]

http://download.eclipse.org/releases/helios/

4.Eclipseの「ヘルプ」−「新規ソフトウェアのインストール」を順位クリック

[PDT 2.2]

5.作業対象に先程のリンクを張り付け、「Enter」
6.「Programming Languages」を展開します。

[PDT 2.2]

7.展開先にある「PHP Development Tools (PDT) SDK Feature」を選択します。

[PDT 2.2]

8.「次へ」をクリック
9.「インストール詳細」を確認して、「次へ」をクリック

[PDT 2.2]

7.「ライセンス・テキスト」を確認して、「使用条件の条項に同意します」にチェックをいれ、「完了」をクリック

[PDT 2.2]

8.自動的にインストールが進みます。

[PDT 2.2]

10.指示に従い「Restart Now」

[PDT 2.2]

11.「ウィンドウを開く」−「パースペクティブを開く」−「その他」をクリック

[PDT 2.2]
「パースペクティブとは、ビューやエディター(メニュー、ツールバー、etc…)の組み合わせと配置のこと」です。パースペクティブによって「ファイル」−「新規」で表示される内容が変わったりします。つまりそのままのパースペクティブだとPHPが表示されないわけです。

12.「パースペクティブを開く」で「PHP」を選択して、「OK」をクリック

[PDT 2.2]

13.「PHP」のタブが表示されたことを確認します。

[PDT 2.2]
表示されていれば、インストール成功です。