IS01で使う!OruxMapsで充実オフラインマップ。オフラインナビにも使えるよ

[IS01]
IS01にはGPSが搭載されています。
8円携帯としては、このGPSをパケット代を使わずに活用したいですね!


オフラインマップに対応したアプリ「OruxMaps」を使いましょう。
IS01android 1.6を搭載しています。

日本語に対応していない上、まだ利用者がすくないためか、情報がとても少ないのですが、南房総ツーリング日記さんが必要な情報をほぼ全てまとめてくださってます。
ここでは、とっつきやすいように見通しが立つ程度に概観を書いていますが、あえてそれ以上は書かずにいるので(というより南房総ツーリング日記さんのわかりやすい説明を読むべき)リンク先の各ページを是非ご覧ください。

アプリの選択

OruxMapsを軸に、他のGPSアプリとしてMy Tracks(GoogleGPSロガー) と Rmapsについて印象を述べてらっしゃいます。


オフラインマップを作ろう(Mobile Atlas Creator)

肝心なのはこれです、これ。
これについても南房総ツーリング日記さんのFAQに書いてありました。専用のページが設けられています。
Mobile Atlas Creator(本日現在最新1.8)と、SqliteJDBC(本日現在最新v056)、日本地図を作るための設定ファイルが必要です。これらをPCにインストールしてオフラインマップを作成します。


FAQを見ながらそれぞれのファイルを適切な場所に設置し、Mobile Atlas Creatorを起動します。「Saved profiles」のプルダウンメニューから「JAPAN」を選択し、「Load」します。


すると「Atlas Content」に設定が読み込んだ後、「Create atlas」のボタンを押してマップを取得します。
(※末尾の注意書き参照)


マップを全て取得し終えると「Close Window」というボタンが押せるようになりますので、そのボタンを押して画面を閉じます。


保存されたマップをIS01のOruxMapsのマップフォルダ(/sdcard/oruxmaps/mapfiles/)にコピーします。
この際、ダウンロードしたフォルダのルート毎コピー「するのではなく」、その一つ下のサブフォルダ(地方ごとのフォルダ)をコピーしてください。
(参考)「オフラインマップを入れても認識されません」のエクスプローラのキャプチャ画像


IS01スレの有志がコツを書いてくださっているので、そちらも転載させてもらっておきますね。



地図作りのコツ
Settings
 Map sourcesタブでLanguageにjaと手入力 → Google Mapsが日本語表示になる
 Map sizeタブで数値を1048575(最大)にする → この設定を越える領域を選択した場合自動的に分割されてしまう
Format
 OruxMaps Sqliteを選択

Atlas Contentの構成
ルート Create atlasしたとき生成されるフォルダ群の親フォルダ名になる

    • レイヤー OruxMapsでの地図名になる
  +-地図領域 レベル毎に地図の領域が入る 最後の数字がレベル

※Mobile Atlas Creatorでは地図名を日本語にできない
 UTF-8が編集できるエディタでmobac-profile-???.xmlを直接編集することで日本語にできる

※ひとつのレイヤー内は同じレベルはひとつになるようにする
 同じレベルの地図領域が複数あっても最初のものしか認識されない

※ひとつのレイヤー内は全てのレベルで同じ領域にしておく
 OruxMapsは選択中のレベルで範囲外に移動すると、
 同じ地図(レイヤー)の中の上位のレベルにその場所があっても違う地図で上位のレベルにしてしまう
 Zoom Levelsでレベルを選択して、その中で一番低いレベルを地図の上にあるGrid zoomで選んでから範囲指定すると良い

※複数の地図が同じレベルで同じ領域を含んでいた場合OruxMapsでどれにするか選択ダイアログが出ることがある

自分が作った組み合わせはこんな感じ
・0-12までのレベルで日本の1/3くらいを選択 だいたい100MB未満
・13-16で通り道にしそうな場所 100kmx100kmで200MBくらい
・17で行く可能性のありそうな場所
・18-19で住宅地図レベルで見たい場所
17以上はサイズが跳ね上がるので注意







Mobile Atlas Creatorで起きたトラブル

上のような手順で「Create atlas」を押すと、直後に以下のようなエラーが。

Version: Mobile Atlas Creator 1.8
Platform: Windows 7 (6.1) (windows)
Java VM: Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (1.6.0_21-b07)
Mapsources rev: 1341

Error hierarchy:
IOException: null

#############################################################

java.io.IOException
at mobac.program.atlascreators.OruxMapsSqlite.initLayerCreation(OruxMapsSqlite.java:96)
at mobac.program.AtlasThread.createAtlas(AtlasThread.java:166)
at mobac.program.AtlasThread.run(AtlasThread.java:106)

#############################################################

地域(例えば地元の市周辺)限定して実行すればダウンロードがはじまります。


問題を切り分けてみると、私の環境では日本地図を作るための設定ファイルの項目名に日本語が含まれることが原因でした。
環境によってはそのままでもうまくいくのでしょうかいきます
とりあえず項目名を全てアルファベットにすれば、無事完了。
新たに「日本地図を作るための設定ファイル(ローマ字地図名) 」を公開してくださったので、こちらを利用しましょう
742.73MiByte(1.71GB)、4時間26分で終了しました。

OruxMaps の使い方

OruxMapsの画面にある各項目について、何に使うものか詳細に紹介してくださっています。
オフラインマップを導入し終えたら、このマニュアル抜粋の順に、一度一通り設定した方がいいでしょう。


6ページありますが、一度設定したらその後はいじらなくていいような内容なので、是非最初だけ、こちらの抜粋とつきあわせて設定してしまうことをお勧めします(どのような設定があるかもあわせて理解できます)










OruxMapsをオフラインナビとして使用する

残念ながら、OruxMaps単独で起点と終点を指定してナビする……という使い方はできません
とはいえ、オンラインであればOruxMapsを使う必要はないので(Androidには「ナビ」というGoogle mapの経路検索と同じ機能のある単独アプリがあります)いいのです(欲しいけど)。


しかし、あらかじめPC版のGoogle earthで経路検索をして、kmlファイルを作成してみましょう。これをOruxMapsのtracklogsフォルダにコピーすれば、OruxMaps上で「ルート」として認識し、ナビと同じことができます(AndroidGoogle earthはAndroid2.1以上で動作するため、確認がとれていません)。




【追記】
南房総ツーリング日記さんは本当にすごい……
オフラインナビとして単独で使う知恵が公開されています。


なるほど、kmlとしてWaypoints Listをあらかじめつくってとりこんでおけばいいわけですね。
賢い……




まとめ

IS01GPSの精度はiPhone 3GSに比べてもいいですし、画面も大きいし、外出先でも十分活躍する気がします! せっかく入手したIS01ですからうまく活用していきたいですね!