忽那汐里ちゃんがとにかくかわいい! 映画『BECK』を観てきたよ
観てからだいぶ経つのですが、書いておきますね。
まず書いておきますが、原作であるコミック版やアニメ版はみていません。
観たいなと思ったきっかけは監督が堤幸彦さんだったこと。Fans:Fans(AMN運営)のキャンペーンに応募し、鑑賞券をいただいたのですが、そういうきっかけがなければ見落としていたと思います。
***えっとネタバレあるので、気になる方はこの後は読まないでくださいね***
見て最初は、数人の台詞が棒読みだったり、音がうるさかったり(えっとこういう音、苦手ナンデス…)と、失敗したかな?と思ったのですが、結果として観れてよかったです。
やはり監督が堤幸彦さんというのが大きいのではないでしょうか。
『20世紀少年』のときにも思ったのですが、(1)原作のエッセンスを取り出すのが上手→話のテンポがいい、(2)原作のイメージに合う配役を確実にあてる(観終えた後チラシを見返したのですが、コミックのキャラクターデザインと配役がぴったりでびっくりしました)→したがってキャラたてがしっかりしている、この二点が大きいと思います。
よくある青春映画だなぁとか、良くも悪くも漫画的で(原作読んでないですよ、念のため)話に深みがないとか、言ってしまえばそれまでなのですが、話のテンポがいいので、不満を持ちづらいのではないでしょうか。大絶賛はしませんけど、フツーに楽しめる作品だと思います。私は楽しめました!
ザンネンだったのは、ボーカルのコユキ(田中幸雄)の歌が入っていないこと。吹き替えとかで、最後にすごいのいれてくるかな……と思いましたが、最後まで入りませんでした...orz
原作者のハロルド作石の意向(wikipedia)だそうですが、どうなんでしょうか。原作者さんの気持ちもわかるのですが、映像作品でこれはキツイ……。ここを落とすと、おうちでTVで、ではなく、映画館で……
の理由がつけにくいですよね、こういう作品は(それこそ『20世紀少年』みたいなド派手な演出は難しいですから)。歌は映像(+映画館の音響)である程度カバーできたと思うので、映画の制作スタッフに委ねられればよかったのになぁ、とザンネンに思います。
そう考えると、アニメとはいえ、マクロスシリーズは毎回すごいな、って思いますよ。「歌は魔法」とかいっても、無理やり納得させられちゃいますから(笑)
えっと、タイトルにも書きましたが、忽那汐里ちゃんがかわいかったです。
そうかわいさをアピールしていたわけじゃない(むしろブリブリの益岡弘美役の倉内沙莉とは好対照)だったのですが、う〜ん、このかわいさはなんでしょう。私がヒロイン属性だからでしょうか?(笑)ただ寝顔がかわいくなかったです(チェック細かい)
映画『半分の月がのぼる空』の里香役も演じているんですよね。ちょっと興味が出てきたので、これもレンタルで借りようかな、って思っています。
あと重要な役割を演ずる南竜介役の水嶋ヒロは、ちょうど映画をみた直後に研音からの退社のニュースが入ってきてどきどきしましたねぇ。変に作品とオーバーラップしちゃう(笑)
水嶋ヒロと忽那汐里ちゃんは、どちらも作中の役と一緒の帰国子女ということで、このあたりも配役の妙を感じます。
以上、「映画の後」が気になる作品デシタ。
映画では原作の10巻ぐらいまでをもとになっているらしいので、原作を読めばその後を楽しめるんですよね。そのうち読んでみたいなぁと思います。……って全34巻!(ちょっときついかなぁ)
何もないところから何かが始まりそうな予感。
しょっぺぇ漫画
前半
一人の少年がlegendになっていく。Rock comicの金字塔。