仮想ドライブソフト WinCDEmuを使ってみた

仮想ドライブソフトといえば、DaemonTools……と思ってました。
昔使ったことがあるんですが、あれ結構面倒くさいんですよね。


久しぶりに仮想イメージを使うことになって試したソフトがあまりに便利だったので、ご紹介します。
もちろん無料です。




WinCDEmuは、CD・DVDのディスクイメージ(.iso)を仮想CD・DVDドライブとしてマウントできるオープンソースのソフトウェアです。
いわゆるソフトというより、使い勝手はドライバですね。
ディスクイメージをダブルクリックすると、仮想ドライブが表示され、通常のCD・DVDドライブと同じように操作できるようになります。
「取り出し」をすると、仮想ドライブがなくなります。おー、なんて直感的。


インストール・設定も以下でご紹介するものだけです。簡単。
操作画面は英語のみですが、日本語化する必要がないくらい設定する箇所もない。
これは全てのPCにいれておくべきではないでしょうか。


試したバージョンは、WinCDEmu 2.3です。



01.まず配布元のウェブサイトを開きます。
http://wincdemu.sysprogs.org/

 次に黒いメニューボタンの中にある「DOWNLOAD」をクリックします。


02.するとsourceforgeにある、ダウンロードページが開きます
「Newest Files」の、Platformがwindowsと書いてある行のWinCDEmu-*.*.exeのリンクをクリックします。

自動的にダウンロードが開始されます。


03.ダウンロードしたWinCDEmu-*.*.exeをダブルクリックします。


04.この画面が表示されたら表示されている情報を読んで、「Yes」をクリックします。


05.インストール先を指定して、「Continue」をクリックします。


06.お約束の警告が表示されますが、まず問題ありませんので、「続行」をクリックします。

するとインストール画面が表示され、そのまま表示が消えます。
インストール完了等の表示はでませんが、完了しています。


07.仮想ドライブとしてマウントしたい仮想イメージをダブルクリックします。


08.WinCDEmuのアップデートについて確認画面が表示されるので、「Yes」をクリックします。


09.初回使用時のみ(?)、ドライブレター(Eドライブとか、Fドライブとか)の文字を選択する画面が表示されます。
 特にこだわりがなければ、「Manage drive letters automatically」にチェックをいれます。
 こだわりがあればプルダウンメニューで指定しましょう。
 その上で「OK」をクリックします。


10.ディスクイメージが仮想ドライブとしてマウントされます。
 2回目以降の使用の際は、仮想ドライブとしてマウントしたい仮想イメージをダブルクリックすれば即マウントされます。
 アンマウントしたいときは、マイコンピュータ等から「取り出し」を選ぶという、CDとかDVDの通常の操作と一緒の操作で可能です。


【追記】2010/09/17
現在は、3.3が最新のようです。Windows7 x64でも利用できてますよ(^^)