郵便番号をもとに住所を補完する、ajaxzip3がスゴイ

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7桁の郵便番号を入力すると、フォームの住所欄を町名まで入力するスクリプト、よくありますよね。
住所を入力するようなシステムでは必須のこの機能ですが、意外と出来に差があるものです。


今使うなら文句なしにこれ、ajaxzip3です。
未だに「検索」ボタン押して別ウィンドウが開くものとか、そろそろ痛烈に反省したほうがいいですね。

ajaxzip3とは……

MIT ライセンスで公開されているajaxzip2(川崎有亮さん作)をもとに、株式会社人気組JSONP対応やメンテナンスフリーを実現した郵便番号検索スクリプトです。
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▲郵便番号を入力すれば、都道府県と住所にわけて自動的に入力。郵便番号を3桁と4桁に、住所を都道府県・市町村・町名を別のフォームにしたり(またはひとつのフォームにしたり)も自由自在です。


郵便番号検索は、郵便事業株式会社提供のデータが年々変わるので、データを更新する必要がありますが、これ意外に面倒なんですよ。


ajaxzip3ならスクリプトも郵便番号データもGoogle Codeを参照してそのまま使うだけなので、ラクチンです。
この一点だけでも導入をお勧めします。

ajaxzip2からの移行

簡単です。



1)ajaxzip2のscriptの参照先をajaxzip3に変える
2)onKeyUpに指定していた「AjaxZip2.zip2addr」を「AjaxZip3.zip2addr」に変える
3)引数の順序を変える(仕様で順序が変わったため)
(例)(this,'都道府県','市町村以降')といった感じで指定していた場合、(this,'','都道府県','市町村以降')とすることになります

ほらね。ほとんど手をいれないで済むので、さっさと書き換えてしまうことをオススメ。


ajaxzip2の時は、ハイフンがなかったり、一度表示されたものを消したりすると、検索が動作しなかったりしましたが(私の手元だけですか?)、ハイフンの有無では影響をうけなくなり、番号を変えたりすれば再度検索してもくれます。
非の打ち所が無いです。

まとめ

久しぶりにajaxzip2をいじろうとしたところ、最終更新が2008年5月なことに不安を感じ「ajaxzip3」と検索して出会ったのがこれでした。
検索してみるものですねぇ……


郵便番号検索は、迷わずこのスクリプトを使えばいいと思うよ!