mixiチェックをウェブとblogに設置する方法

[mixiチェック]
なんか急にあちこちでmixiチェックを見かけるようになったので、早速設置してみるテスト:-)


運営しているウェブサイトとblog(WordPressまたはMovableType)に設置してみます。


ちなみにはてなダイアリーは、「管理」→「設定」→「外部サービス連携」で「mixi連携設定」のリンクをクリックすると、mixiチェックの欄に「〜にエントリーしました」という投稿通知を出せるみたいです。
……いや、普通のmixiチェックボタン……つまり読者さんがチェックするボタンを欲しくないですか?(^^;
(いや、この機能はこの機能で使い勝手はありそうですけど、どうなんだろう…)

はじめに

この記事では、以下の3点について手順を紹介します。

    1. mixiへの情報登録
    2. blogへの「mixiチェック」ボタンを設置
    3. ウェブサイトへの「mixiチェック」ボタンを設置

1.mixiへの情報登録

(1) デベロッパー(開発者)登録をします

mixi外部のサービスと繋がるためのプラットフォーム「mixi Connect」の開発者登録をします。blogにWordPressプラグインで設置するだけでもこの手続が必要です。




アプリを作成・登録するには、Developer登録をする必要があります。Developer登録には携帯メールアドレス氏名住所の登録が必須です。
登録される方は、以下の「Developer登録」ボタンより進んでください。

iPhoneのメールアドレスに送られるURLは、(例え送り先がMMSのアドレスでも)「このページへは携帯電話からのみアクセスできます。パソコンのサイトはこちら」という趣旨の警告が出て開けません。WiFiじゃなくて3Gでも一緒。これってなんだかなーな仕様ですよねぇ(参考)。

(2) mixiチェックをするサービスを登録します。

1) mixi Developer CenterからDeveloper Dashboardを開きます。
2) 「mixi Plugin」をクリックします。
3) mixiチェックとあるのを確認して、「新規サービス追加」をクリックします。
4) 以下の項目を入力します。

  • サービス名  …通常はblog名ですね
  • サービスのURL …通常はblogのURL
  • URL許可リスト …blogのURLからhttp://
  • 定型文…特に希望がなければデフォルトのままで構いません

5) 表示されるmixiチェックキー」をメモします。
(次回以降は 2)「mixi Plugin」のところに登録したサービス名が表示されるので、これをクリックすれば認証情報としてチェックキーが表示されます)


2.blogへの「mixiチェック」ボタンを設置

(1) プラグインをダウンロードします。

Wordpress用Movable Type用があります。
以下では、Wordpressプラグインを解説します。(以下の説明はmixi check for wordpress Ver.1.1準拠です)

(2) mixi-check-for-wordpress-*.*.zipというリンクをクリックして、zipファイルをダウンロードします。
(3) 展開して、WordPressプラグインディレクトリにアップロードします。
(4) WordPressの管理画面を開き、「プラグイン」の停止中リストに「mixi check plugin for wordpress」があることを確認します。
(5) 「有効化」をクリックします。
(6) ダッシュボードの左メニューに「mixiチェック」という項目が追加されたのを確認する
(7) 「mixiチェック」をクリックします。
(8)「設定」画面が表示されるので、順に入力します。
  • mixiチェックキー」 …先ほどメモした文字列をコピペします。
  • Rating …18 歳未満非対応サイトの場合チェックを入れます。
  • Robots …取得されたくない情報を設定します。
  • Excerpt length …本文の抜粋文字数を設定します
  • Button type …mixiチェックボタンの表示タイプを選択してください
(9)「Save Changes」をクリックして保存します。
(10)左メニューから「設定」の下の「埋め込みコード」をクリックします。
(11)使用しているテーマのheader.phpを開きます
  • タグに以下の属性を追加します
xmlns:og="http://ogp.me/ns#" xmlns:mixi="http://mixi-platform.com/ns#"
  • 内に以下の記述があるか確認し、無い場合は追加します
<?php wp_head(); ?>
(12)「mixiチェック」ボタンを置きたい場所のテーマのファイルに、以下のコードを書き込みます。
<?php get_the_mixi_check_button_code(); ?>

私の場合は、各記事のタイトル前後にいれたかったので、「index.php」「archive.php」「search.php」を書き換えることになりました。

(13)ページを開いて動作を確認します。




3.ウェブサイトへの「mixiチェック」ボタンを設置

こちらはもっと簡単です。

(1) ボタン(最小構成)

mixi チェックキーだけ書き換えてください

<a href="http://mixi.jp/share.pl"
 class="mixi-check-button"
 data-key="***mixi チェックキー***">Check</a>
<script type="text/javascript" src="http://static.mixi.jp/js/share.js"></script>
(2) ボタン(最大構成)

以下のように書くことで、リンク先のURLを明示的に指定し(data-url)、ボタンの種類を変更することもできます(data-button)。

<a href="http://mixi.jp/share.pl"
 class="mixi-check-button"
 data-key="***mixi チェックキー***"
 data-url="http://www.example.com/anatanopage.html"
 data-button="button-2">Check</a>
<script type="text/javascript" src="http://static.mixi.jp/js/share.js"></script>

リンク先のURLを明示的に指定しない場合は、「そのページの URL が使われます」。つまり、link rel="canonical"を指定しているような、同じコンテンツで複数のURLがあるようなページの場合には、集約元のURLを明示的に指定できるようになっている、ということです。普通は指定する必要はないでしょう。
ボタンの種類はお好みで:-) button-1からbutton-5まであります。

(3) mixiチェックに表示するタイトルと本文を指定する

「title 要素と が指定されているページや、The Open Graph Protocol に対応しているサイトであれば、タイトルと本文については特に何も変更する必要はありません。」


それ以外の場合について紹介します。


まず、タグへ以下の属性を追加してください(blogの場合と一緒です)

xmlns:og="http://ogp.me/ns#" xmlns:mixi="http://mixi-platform.com/ns#"

「“xmlns:og” は The Open Graph protocol の名前空間、”xmlns:mixi” が mixi の名前空間になります。」


次に以下のタグを内に挿入します。
1)タイトル
優先順位 1番

<meta property="mixi:title" content="..." />

優先順位 2番

<meta property="og:title" content="..." />

優先順位 3番

<title>...</title>

優先順位 4番
mixiに登録したサービス名となります。


2)本文
優先順位 1番

<meta property="mixi:description" content="..." />

優先順位 2番

<meta property="og:description" content="..." />

優先順位 3番

<meta name="description" content="..." />

優先順位 4番
本文が登録されません(という仕様になっているはずですが、自動的に取得することがあるという記載もあります)。

まとめ

つまりひらきなおって名前空間を拡張しなければ、(1)のボタンのタグだけ設置すれば動きます。
ここに書いてあるものの他あれこれ設定したい場合は、以下の技術仕様をご覧ください(というか公開前には一度必ず確認してください)。
これだけ情報があれば細かくカスタマイズできそうですね!