Lenovo版iMac?IdeaCentre A600に触ってみた(1)ハードウェア編

[3011-5FJ]
どーん。



液晶一体型PCのIdeaCentre A600(3011-5FJ)を試用する機会があったので、レポートします。

ちなみに写真の真ん中がIdeaCentre A600(試用機)。
左の17インチ液晶がSONY SDM-HS74PB。IBM ThinkCentre 8086-AGJにつながっています。
右側のノートパソコンがThinkPad X22。


ちなみに隣室にある両親用PCはLenovo G560(06792HJ)。
見事にIBM/Lenovo一家です。G560以外は古いですけどね。


とりあえず簡単なご紹介


シンプル&スタイリッシュ
A600は、タワー型PCに迫るパフォーマンスとスタイリッシュなデザイン筺体が融合した、液晶一体型パソコンです。パワフルな処理能力が可能にする、高解像度マルチメディアエンターテイメントを簡単なセットアップですぐに楽しめます。また、モニター一体型で置き場所にも困らないので、オンラインビデオの観賞や音楽、ゲームなど、家中どこでも利用することができます。
21.5型 フルHD液晶を搭載。様々な機能で、デジタルエンターテイメントを存分に楽しめるように作られています。
オールインワンPC A600は、薄さが際立つフォルム、パール仕上げのボディ、境目のないフレームレス・スクリーン。シンプルで洗練された存在感を放つスタイリッシュなデザインです。セットアップも簡単です。
21.5型 フルHD液晶フレームレス・スクリーン搭載
DolbyR Home TheaterTM 内蔵
4-in-1 リモートコントロール
Bluetooth内蔵 4 in 1 リモコンは30115FJのみに搭載されています。)




インテル Core2 Duo プロセッサー P8700 (2.53GHz)
Windows 7 Home Premium (64bit) 正規版
21.5型ワイド LCD Full HD液晶(1920x1080ドット1,677万色)(16:9):モニタ一体型
4GBメモリー・500GB HDD 搭載モデルあり
マルチメディアキーボード(2.4GHzワイヤレス)/ 光学ホイールマウス(2.4GHzワイヤレス)
Bluetooth内蔵 4 in 1 リモコン (30115FJのみ付属)
内蔵カメラ
USB2.0x6


別モデルは3月13日発売、このモデルは4月中旬発売……ということで発売されてわずか半年弱ですが、ちょうどCPU更新の端境期だったため、Core 2 Duoプロセッサと、一世代前のCPUとなっています。


不思議なのは、Blu-rayドライブ搭載モデルがないことと地デジチューナー搭載モデルがないこと。
手元に届いて操作したときには、スペックを知らなかったため、てっきりどちらも使えるものだと思っていました。なによりリモコンには、「青」「赤」「緑」「白」とそれっぽいボタンがあるのです……う〜ん、不思議。LenovoiMac?と言いたくなる所以です。


外観をチェック

[3011-5FJ]
液晶の下部にマザーボードとスピーカーを詰め込んだようなちょっと無骨なデザインです。iMacそのままもあれなので、Lenovoっぽさを全面に出した……という印象を受けます。ただ確実に言えるのはスタイリッシュとは言い難い……


ただ前面が黒で統一されているため、置いてみると大きさの割に設置場所にすっととけ込む印象です。設置スペースは狭くてOK。トータルで見ると一体型PCとして、十分合格点をつけられると思います。本体左側に電源スイッチ、USBポート等があり、右側にスロットインタイプのDVDドライブがあります。


先月発表されたIdeaCentre A310は、よりiMacよりのデザインになりました。やっぱり無骨なのが足を引っ張ったのでしょうか。確かにこっちならスタイリッシュ。ただキーボードや足がホワイト系がいいかどうかは好みでしょうね……。


ちょっと面白いので、背面を拡大してみてみましょう
[3011-5FJ]
中華マーク……ではなくてw、放熱用のスリットです。ワンポイント・ラインで使われているオレンジ色は、ThinkPadの赤のようなキーカラーですね。
中華マークはともかく、こういうアクセントはいいと思います。

肝心の操作系をチェック

[3011-5FJ]
キーボード・マウスともにワイヤレスとなっています。キーボード・マウスともにワイヤレスキーボードにはテンキーの代わりにタッチパッドがついているのが面白いですね。事務用ではなく、家庭用というコンセプトがここからもうかがえます。
テレビ台に本体を設置して、リビングテーブルにキーボードを置いて操作。普段はキーボード付属のタッチパッド、複雑な操作をするときはマウス……という使い分けができるようにでしょうか。


パームレスト部分にはヘアライン加工が加えられ、高級感があります。
パームレスト部分に手のひらが接地していると汗ばんでくることがあるので、その点からも実用的ですね。
メーカーPC付属のキーボードとしては、なかなかいい感じのキーボードだったと思います。
(ただ薄いので、ノートパソコンに似て打鍵が浅い感じになります。もうちょい深くないと大量の文書入力はきついかな……と思いますが、そういう用途のキーボードではないですね)


[3011-5FJ]
ここにもオレンジのワンポイント。
裏返すと、電池をいれる箇所とキーボードの角度をつける箇所がオレンジ色となっています。


裏返したままだとキーボードの角度が足りないようにも見えるのですが、実際にたててみると意外に角度がつきます。そしてカタつくこともなく、安定して使えます。このあたりはさすがLenovo、といったところでしょう。


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こちらがマウスとリモコン。


マウスは、男性としては手が小さめの私でも十分使いやすい大きさだと思います。5ボタンマウスです。


リモコンは、

    1. Windows Media Center対応リモコン
    2. Skypeなどのハンドセット
    3. エアー・マウス
    4. バーチャル・コンソール・ゲームコントローラ

という4つの機能を搭載、BluetoothでPCに接続するようになっています。


エアー・マウスははじめて使ったのですが、意外に使いやすいですね。
マウスのカーソルが小さいので、実際はカーソルがみえる程度の距離からでしか操作できないのですが、いちいちマウスのところまでいかずとも、リモコンを振って操作できるのはとても便利。
Skypeなどのハンドセットにも使えるし、テンキー代わりにも使える……となかなか使えるヤツだと思います。
Bluetooth接続なら、このリモコンだけ部品センターで取り寄せて、使えないかしら……と思ってしまいました。


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左側の2枚は、キーボードの写真です。
上がタッチパッドの上にある、状態表示ボード。これは単なる状態表示ではなく、タッチセンターのパネルとなっていて、タッチすることでオンオフや音量調整が出来るようになっています。
下はキーボードの電源ですね。


右側の2枚は、本体の写真。
上が本体前面液晶右下にある、こちらもタッチセンターのパネル。液晶の明るさやDVDドライブの排出などを行えるようになっています。
下が本体背面の写真。USBポート、LANポート、電源となっています。
無線LANも搭載しているので、無線LAN接続にすれば、本体から出ている有線は電源ケーブルのみになるというステキ仕様です(ただしACアダプタはちょっと大きいです)。このへんは、一体型PCのスッキリ感って強みだなぁと改めて気付きました(タワーPC+液晶の組み合わせではこうはいきませんものね)


試用の経緯

とりあえずハードウェア面はこんな感じです。
次回、使用感に関わる部分をざっくりコメントしてみようと思います。


さてさて。

  |l、{   j} /,,ィ//|     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ     | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
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  fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人.    |  いつのまにかでかい箱が手元にあった』
 ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ   | 催眠術だとか超スピードだとか
  ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉.   | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
   ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ. │ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
  /:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ \____________________


どーん。
[3011-5FJ]
どうみても、タワーPCのケースが入ってそうな箱。


確かにLenovoの製品モニターに当選しましたが、ThinkPadIdeaPadが届くと思っていたので、何かの間違いかと思いましたよ。しかし間違いじゃなかった……IdeaCentre A600も機種リストに載っていました(^^;


大きさが大きさだけに、設置場所に苦労しました(^^;
このあたりも次回コメントしようと思います。